掲載情報
タイトル:「第五十六話 海はきこえない 中編」
掲載号:『good!アフタヌーン』2026年6月号
発売日:2026年5月7日(木)
ページ数:17p(本編16p+扉絵1p)
作者近況:「人生初のスケートをすることに
掲載号:『good!アフタヌーン』2026年6月号
発売日:2026年5月7日(木)
ページ数:17p(本編16p+扉絵1p)
作者近況:「人生初のスケートをすることに
なりましたが怪我しないか不安。」
新たに判明した情報
・童話「狼になった羊飼い」の結末:本物の狼が村を訪れ残酷な最後を迎えるというもの
→シオはこの町でも本当に災害が起こったときに、今までのカルミンの言葉によって事態の認識が遅れる可能性を考える
→シオはこの町でも本当に災害が起こったときに、今までのカルミンの言葉によって事態の認識が遅れる可能性を考える
・昨夜、アルバは日程や細かい計算式を紙に書いていた
→シオはアルバのもとへ
→シオはアルバのもとへ
〈シオの考え〉
1. 都は資源の恩恵を享受しているのだから、町のことも考えるべき
2. 最優先は人の命→避難訓練を行うことで備える
→現状信用されていないカルミンにそれを行うことは難しいため、圕が主導して行うべき
1. 都は資源の恩恵を享受しているのだから、町のことも考えるべき
2. 最優先は人の命→避難訓練を行うことで備える
→現状信用されていないカルミンにそれを行うことは難しいため、圕が主導して行うべき
〈アルバの反論〉
そもそも、カルミンの言説にどれだけの信憑性があるのか
そもそも、カルミンの言説にどれだけの信憑性があるのか
・ある都市の事例:実際には不作にはならなかったにも関わらず、不作だと予測されたことで、買い占めや売り渋りが起き、経済の混乱を招いた
・シオが本を読む二つの理由
→善悪に関わらず、本が人に与える影響力は大きい
→善悪に関わらず、本が人に与える影響力は大きい
- 悩むシオと気にかけるオウガ
- アルバから言われた言葉について考え、川の畔に座るシオ。そんなシオを見て、オウガは元気づけようとする。シオは童話「狼になった羊飼い」の残酷な結末と、この町の行く末を重ね、圕の立場として、アルバのような考えを貫くことが正しいことなのか考えていた。それを聞いたオウガは昨夜見た光景を口にする。
そしてこれが… 超わからんのポーズ
一体 何が正解なのか…
一体 何が正解なのか…
シオ ここだけの内緒の話さ
昨日の夜ね
昨日の夜ね
- アルバの行動
- オウガが見たのは、アルバが紙に日程や細かい計算式を書いているところだった。オウガはそれらは、洪水が起こることを前提にした計画書や、圕の上の立場に立つ人間への稟議書であり、アルバもこの問題に対して前向きに考えているのではないかと話す。それを聞いたシオは次の行動を移すことを決めた。
- 対峙するシオとアルバ
- オウガの話を聞いたシオは、アルバのもとへ向かう。再びシオに声をかけられたアルバはただならぬオーラを漂わせており、司影も発動していた。シオはオウガから聞いた話も踏まえて、アルバに自らの考えを伝える。
ありがとうオウガ…ッ
やるべきことが決まったよ!
やるべきことが決まったよ!
本を読むのは人であり
復興するのも人だから───
復興するのも人だから───
- シオの考え
- シオはまず、この町の資源の大きな恩恵を受けている都が、この問題を見過ごすこと自体が良くないのではないかとした。そして、最も重要なことは人の命であるとして、洪水が起きた場合に備えて、避難訓練を行うこと、そしてそれを圕が主導することを提案する。
- アルバの反論とシオに求められているもの
- シオの意見に対し、アルバは前提の「カルミンの考えの信憑性」について疑問を投げかける。これを見ていたヤマやオウガは、アルバは先を見据えてシオに応じているのだと考える。
そう… シオに
求められているのは───
求められているのは───
───もう一つは?
- 本を読み続ける二つの理由
- アルバとの問答を通して、シオは情報の扱い方について考えを広げる。そして、町に図書館を置きたい理由として、自らが本を読む理由が二つあるとした。一つは「自分の全てを変えてしまうようなたった一つの本に出会うため」。そしてもう一つは、「たった一つの本によって自分の全てを変えられてしまわないようにするため」であると話す。